戦国巫女風雲記

[備前、備中にて 弐](1/22)

――作戦決行日。

天候良好。

透き通るような青空が広がっていた。

「さて…行くとするか。元親、道案内頼むぞ。」

「任せなっ!」

元親に続いて歩く。

女郎蜘蛛は前と同じく、森の中を根城としているようだ。

「この森の声が聞こえるぜ…怯えてる。」

「女郎蜘蛛、恐怖…与えている。」

「だろうな…だが前のところは皆逃げちまってたんだろ?」

妖気により森に害をなす。

八百万達が逃げるのは仕方がないことだ。

「…取り戻して欲しいんだとよ。森の平和を。」

「成る程…助力してくれるってことか。」

女郎蜘蛛を倒すことは子供を救うだけでなく、森を救うことにもなる。

そのために力を貸してくれるらしい。

「…もうちょっと進んだ先にあるようだ。作戦を確認しとこうぜぇ。」

「そうだな…先ず第一にすることは…。」

蘭丸と玲稟の救出。

これで戦力を増やす魂胆だ。

「次に子供達を助けて逃がす。」

「…一人、護衛…居る。」

「そうだな。」

森の入り口には毛利が控えているが。

そこまで子供達を連れて行く者が必要だ。

「時と場合とその他の要因にもよるが…俺が護衛をやるぜぇ…!」

「そうだな…直ぐに情報が得られる元親が最良だろう。」

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