戦国巫女風雲記

[道中にて 参](1/36)

地図を頼りに進む道中。

秋に近い季節で陽は段々と短くなってきていた。

「そろそろ野宿出来る場所を探そうぜ。」

「元親殿、御願いいたします。」

「おう!任せろ!」

目を閉じて耳を澄ませる。

「…この先に洞窟があるらしい。野宿には最適だな。」

「お前の力…便利すぎるな。」

「がっははは!!良いだろ。」

胸を張って高笑いをする。

「では今日は其処で野宿をしましょう。」

「薪や野草を拾いながら行けば、効率が良さそうです。」

「だな。」

手分けをして必要な物を拾い集めていく。

洞窟につく頃にはそれぞれ両手が一杯だった。

「我、辺り…見てくる。」

「御願いします。」

その間に火を起こす。

「あー…陸の上をこんなに歩いたのは久しぶりだぜぇ…。」

「俺も最初の頃はかなり疲れが出たな…。」

「こういう時は温泉があればいいんですけどね。」

「温泉…いいですね。」

温かさと共に疲れを癒してくれる。

(今すぐ入れるものなら…入りたいです。)

「温泉なら、あったぞ。」

「えっ…!」

入り口を見ると風魔が壁により掛かっていた。

「風魔殿、それは誠ですか?」

「ああ。ここから直ぐ近くに…あった。」

「私…入りに行きたいです!」

- 295 -
前n[*][#]次n

/582 n

⇒しおり挿入

⇒作品艫激rュー
⇒モバスペ脾ook


[←戻る]